お金と時間をつかってガラス系コーティングしたなら、少しでも撥水とツヤを長持ちさせたいですよね。
今回はコーティングの撥水・ツヤを長持ちさせる3つのポイントを3回に分けて解説します。
これは絶対に欲しいポイントなので、ぜひ今日からできることだけでもやってみてくださいね!
それでは
ガラス系コーティングの効果を長生きさせる3つのポイント
コーティング車のメンテナンス・洗車で3つの大切なこと
コーティング車の撥水とツヤを守るために重要なのは
● コーティング車の洗車の方法・頻度
● コーティング車のメンテナンス方法・頻度
● 愛車の保管環境
です。
今回はこのうちのコーティング車の洗車について詳しく解説していきます。
撥水・親水などコーティングの種類は色々ありますが、今回は基本的なポイントなので全てに当てはまります。
安心してください。
なお、ワックスなどのポリマー系コーティングは対象外ですので、ご了承ください。
DIYでのコーティング車の洗車方法は?
DIYでコーティング車を洗車するのは、基本的に水洗いで大丈夫です。
しっかり水洗いをしたあとに、丁寧に水を拭き取ってあげればそれだけで撥水効果とツヤは戻るでしょう。
ですが、月に1回は洗車シャンプーやコーティングメンテナンス剤を使ってメンテナンスしてください。
あと高速を長時間走ったあととか、汚れているときもありますよね。
そんな時は、洗車シャンプーやリムーバー(汚れ除去剤)で洗うことをおすすめします。
ですが、溶剤の性質によってはコーティング効果が弱くなることもあります。
なのでコーティング車にはおすすめできない、コーティングに向かない洗車シャンプー・リムーバーの種類を解説します。
コーティング車に使ってはいけない洗車シャンプー・リムーバーの種類
まずは使ってはいけない洗車シャンプーは
● アルカリ性のシャンプー
● コンパウンド入り洗車シャンプー
● ワックス(ポリマー)入り洗車シャンプー
この3種類です。
ガラス系コーティング剤の洗車には使わないでください。
アルカリ性シャンプーをコーティング車におすすめできない理由
アルカリ性シャンプーは油汚れや水垢を分解してくれる洗浄力の高いモノが多いです。
ですが、アルカリ性は洗浄力・分解力が強すぎるあまり、コーティング膜やボディの塗装面、樹脂やプラスチック部分を痛めてしまう可能性があります。
なので、DIYでコーティング車の洗車をするときはできるだけ避けてください。
コンパウンド入りシャンプーをコーティング車におすすめできない理由
コンパウンド入りシャンプーはコーティング車には絶対に使わないでください。
コンパウンドとは日本語でいう「研磨剤」です。
研磨剤が入っていれば汚れは落ちやすいですが、同時に、研磨剤の粒子がコーティング膜に細かい傷をたくさんつけてしまいます。
そうすると、コーティングしてなめらかな表面に傷が入り溝ができるので、水弾きが圧倒的に悪くなります。
それだけでなく、コーティング膜に細かい傷が入ることで光の乱反射が起こり、ツヤもなくなります。
ワックス(ポリマー)入りシャンプーをコーティング車におすすめできない理由
ポリマー入りワックスも使わないでください。
ワックス入りシャンプーのワックスとはポリマー成分のことで、いわゆる油分ワックスです。
コーティング車にワックスを塗るとツヤもなくなり、水弾きもわるくなります。
しかも、ポリマーは油分なのでゴミや鉄粉がからまりコーティング膜を汚す&傷つける原因になります。
コーティング車におすすめな洗車シャンプー・リムーバー
コーティング車におすすめの洗車シャンプーとリムーバーは、コーティング車にも使えると表記しているモノをつかってください。
もしくは、コーティングにつかったブランドが出しているメンテナンスシャンプーかリムーバーがおすすめです。
なぜなら、そういった製品はコーティング膜を傷つけず撥水効果とツヤを蘇らせるために開発されたモノだからです。
コーティング車の洗車の頻度は?
コーティング車の洗車の頻度は週1回が理想です。
こまめに水洗い洗車することで、水弾きやツヤを蘇らせ長い効果が得られます。
そうすると、普段乗っているだけじゃ気づきにくい鳥のフンやイオンデポジット・水垢・雨シミにすぐ気づいて、ひどくなる前にキレイに対処できます。
まとめ
● コーティング車の洗車は水洗い洗車が週1回
● シャンプー洗車やコーティングメンテナンスは月1回
● コーティング車のには「アルカリ性洗車シャンプー」「コンパウンド入り洗車シャンプー」「ワックス入り洗車シャンプー」はNG
● コーティング車の洗車はコーティング車専用のシャンプーやリムーバーを使う
次回は
コーティング車に洗車機はだめ?
コーティング車に使っていい・ダメな洗車機
DIYでのコーティング車のメンテナンス方法
DIYでのコーティング車のメンテナンス頻度
から解説します。
それでは、今日も愛車をパリッとさせていきましょう!