それではさっそく!
3月15日 追記
わたしたちPallittoの製品2種類が
静岡のドン・キホーテ様3店舗で販売いただいています。
ガラス系撥水コーティング剤「CP」
ガラス系撥水コーティングシャンプー「TP」
製品の詳細は一番下の”まとめ”から。
水弾きのジャンルは大きく分けて2種類
コーティングの水弾きにも、実は音楽のようにジャンルが存在します。
さらに、その中に水弾き方によって種類が別れてあるので、まずはジャンルの説明から入ります。
1:撥水系
いわゆる、水を玉にして弾く水弾きのジャンルです。
疏水コーティング、滑水コーティングがこのジャンルにあたります。
2:親水系
水を玉にせず、ジワジワとまとまって流れていくジャンルです。
親水(水と仲良くなる)コーティングという意味です。
親水系のジャンルには、一般的に親水コーティングしかありません。
コーティングの水弾きは大きく分けて2種類
上でもすこし触れましたが、コーティングの水弾きには
● 撥水コーティング
● 親水コーティング
● 疏水コーティング
の3種類があります。
見た目では水の弾き方が違うのですが、ここではもう少し詳しくコーティングの違いを解説します。
接触角の違い=水弾き方法の違い
※角度の数字はあくまで目安です。
接触角とは、水や水滴がボディに対して接触している角度です。
コーティング剤が接触角をつくりだすことで、水が流れたり転がったりして水弾きを生みます。
そして、この接触角の違いが、水弾きのジャンルの違いなのです。
今からコーティング別に
・特徴
・コーティング剤の価格帯
・業者施工依頼の価格帯
・おすすめの方
を詳しく解説していきます。
これを読めば、理想のコーティングがきっと見つけるはずです!
水弾きの種類1:撥水コーティング
コーティング作用で水の表面張力(玉になろうとする力)を強化させ、細かい水玉を作ります。
目には見えない凸凹をボディ表面に作り出すことで大きな水玉(水たまり)になるのを防ぎ、その凸凹の落差で水玉をスムーズに転がします。
水弾きの種類2:親水コーティング
コーティング作用で水の表面張力(玉になろうとする力)を分散させ、小さな水玉を作らないようにします。
その名の通り”水と親和性がある”コーティングなので、水がまとまってジワジワと流れていきます。
具体的には水が玉になろうとするのを防ぐので、ボディに水がかかると薄い水の膜が形成されます。
水弾きの種類3:疏水コーティング
撥水力(接触角)を抑えることで、細かい水玉をボディに残さないコーティング。
コーティング作用で水の表面張力(玉になろうとする力)をほどほどに残し、大きな水の束が線の形になって流れていく水弾きです。
撥水・親水・滑水 それぞれのメリット・デメリット
今まで紹介したように、それぞれのコーティングにはメリット・デメリットがあります。
これを踏まえた上で、自分のカーライフに合ったコーティングをチョイスするがベストです!
撥水コーティングのメリット
● DIYでの施工が比較的カンタン
● コーティング剤の価格&施工費用が安い
● ボディのツヤと輝きが1番キラキラ輝く
撥水コーティングのデメリット
● 雨シミ(イオンデポジット)ができやすい
施工したボディ水がかかると小さな水玉ができますが、そのせいで小さく細かいブツブツな雨シミができやすくなります。
しかもそのまま太陽光に当たると、レンズ効果(水玉がレンズの役割をして太陽光を集める)が起きて水滴の蒸発が早くなり、他のコーティングに比べて雨シミも早くできてしまいます。
親水コーティングのメリット
● 雨シミ(イオンデポジット)ができにくい
● 高級感のある自然なツヤと輝きで
● 雨シミ(イオンデポジット)ができても目立ちにくい
親水コーティングのデメリット
● 費用が高い
● 難しすぎて、DIYではまともな施工ができない
● 水弾き効果があるのか、持続しているのかわかりにくい↓
親水コーティングの水弾きは、水がまとまって滝のように流れていくので、一見撥水効果がわかりにくいです。
しかも施工から期間がたつと水弾きも弱くなってくるため、余計にわかりにくくなります。
なので、どのタイミングでコーティングしなおさないといけないのか?どれくらいのメンテナンスをしないといけなのか?の判断がつきにくいことがあります。
滑水コーティングのメリット
● 費用が比較的安い
● DIYでも比較的カンタンに施工できる
● 低速でも水弾き(水ハケ)がいい
滑水コーティングのデメリット
● 効果持続が短い
滑水コーティングは、撥水コーティングとメカニズムが似ていて、ボディの表面に目には見えない凸凹を作ります。
ですが、撥水コーティングと比べてその凸凹が小さく水滴への接触角が低いのでコーティング膜がへたりやすく、持続効果が低い傾向にあります。
(クリックで画像が拡大します)
メリット・デメリットも合わせてみると、あなたに合ったコーティング剤がどれかわかってきそうですね。
次は、実際に私がコーティング施工した中での、コーティング剤人気ランキングを紹介します。
施工されたお客様の声も合わせて紹介しますので、コーティング剤選びの参考にどうぞ!
おすすめの施工しやすい撥水系のコーティング剤は?
では、おすすめのコーティング剤はいったい何でしょうか?
それは、私たちPallittoが監修・販売している
ガラス系コーティング剤「CP」です。
● プロのクオリティに近づける
● 初めてでも失敗しにくい(ムラになりにくい)
● 塗った瞬間からわかる水弾き・ツヤ・手触り
● 持続効果が同価格帯の他社製品より長い
● なのに安い!2980円で1年分(アルファードクラスで)
実際の効果は
黄色の絵具をぶっかけて試しましたので見てもらえればわかります。↓
Amazonでも送料無料で即日発送!
ぜひお試しください!!
持続期間が長い簡易コーティング剤はない!?
コーティング剤の性質だけで、持続効果が長いものは、実はありません。
というのも、コーティングの持続効果でも大切なのは、コーティング前の下処理によるからです。
まずはコーティング前の下処理について解説します。
下処理において、普通の洗車だけではコーティングの持続期間は短い
コーティング剤を塗る前に、ボディに小傷や汚れ・鉄粉があると、せっかくコーティング剤を塗っても効果は半分以下です。
もちろん、新車でも。
ボディには汚れや傷の他に、油分も乗っています。
ゴミや油分の上からそのままコーティング剤を塗っても、すぐに剥がれ落ちてしまいます。
コーティング剤の説明書に書いてある通りの持続期間は、期待できません。
下処理をしっかりしないと、水弾きも悪くなる
ゴミや鉄粉がボディ乗っていると、表面に余分な凸凹ができて水の流れをセキ止めてしまうので、水弾き・水ハケも悪くなります。
そのためには、しっかり洗車でゴミと汚れを除去してから、油分をとって(脱脂をして)からコーティング剤を塗らないといけません。
コーティング前のポリッシャー磨きって本当に必要?
ポリッシャー磨きは、いったい何のためにするのか?
なぜコーティング前には絶対必要といわれているのか?
「そんなことしなくても、水弾きもいいしツヤも出てるし、いらなくない?」
と思われる方がいるかもしれません。
ですが下処理時に、ポリッシャー研磨をすることで、コーティング剤の潜在能力を最大限近くまで引き出すことができます。
ここからはDIYでもコーティング前に、なぜポリッシャー磨きが重要で必要なのかを解説します。
コーティング前にポリッシャー磨きをした方がいい3つの理由
必要な理由 その1:ツヤがめちゃくちゃ深くなる
ボディ表面に、目には見えない小傷があると、光の乱反射が起きて「ボヤっと」したスッキリとしない仕上がりになります。
遠目から見ると、ボヤけた感じがして「キレイだけど、どこかスッキリとしない輝き方(白ぼけ)」になってしまいます。
ポリッシャー磨きでコーティング前に小傷を消すと、無駄な光の乱反射がなくなり、ツヤが深くスッキリ透明感のあるした仕上がりになります。
必要な理由 その2:撥水・水ハケが段違いによくなる
ボディに小傷がないと、コーティング剤の定着にムラがなくなるだけでなく、施工失敗のリスクが低くなります。
逆に小傷があると、無駄なミゾがコーティングの表面にたくさんあるので、水弾きがまばらになって悪くなります。
ポリッシャー磨きで無駄なミゾをなくすことで、スッキリ、シュパッと気持ちいい撥水と水ハケになります。
必要な理由 その3:コーティング効果にムラができる
ボディに小傷がないと、表面が平面なのでコーティング剤がキレイに伸びてしっかり均等に定着してくれます。
逆に小傷があると、均等に伸びずに定着してしまうので、コーティング膜が弱い所と強い所ができてしまいます。
それにより、同じパネルでもコーティング効果(水弾きやツヤなど)がよく出たり出なかったりします。
コーティングの効果を持続させる理想の保管環境は?
コーティングを長持ちさせる愛車の保管環境の条件は3つあります。
また、保管環境として最悪の保管環境もあります。
ここでは両方を解説したいと思います。
コーティングを長持ちさせる理想の保管 3つ条件
理想 その1:屋根・壁がある
デポジットができてしまう理由の一つに雨があります。
デポジットは気づいたらできているので、屋根は必須です。
また、鳥のフンも避けられます。
デポジット、鳥のフンは酸性なものがほとんどなので、コーティング膜を傷つけます。
理想 その2:線路が近くにない
線路はやっかいです。
茶色の鉄粉が知らない間にボディに蓄積されていきます。
鉄粉は一度のると洗車ではかなり落ちにくいので注意してください。
しかも鉄なので、雨に濡れると酸化してコーティング膜を傷つけます。
理想 その3:地面が舗装されている
地面が砂利だと、駐車している間にボディにホコリやゴミがのります。
ゴミが乗っていると水弾きも悪くツヤもでません。
なので、アスファルトで舗装された場所が理想的です。
コーティングの寿命を縮める最悪の条件
最悪の条件 :線路が近くにある、地面が砂利の青空駐車場
これは最悪の保管環境です。
せっかくコーティングしたなら、思い切って他の駐車場に移動されてもいいかもしれません。
もしそれができない場合は、必ずカーカバーで保護してあげてください。
それだけでも、だいぶと汚れやホコリ、鉄粉が緩和されるでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
この記事を読んで、理想のコーティングの水弾きやコーティング施工方法がみつかったかもしれませんし、そうでないかもしれません。
ですが、少しでもみなさまのお役に立てれば嬉しいです。
コーティングはゴールではありません。
コーティングしてからがスタートです。
いつまでもキレイな愛車でいてもらうよう、下処理やメンテナンスをこまめにしてあげてくださいね!
次にDIYコーティングする時は、ぜひポリッシャー磨きもチャレンジしてみてください!
それでは今日も、愛車をパリッとさせていきましょう!
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