「自分で車磨きをしたい!」
「ポリッシャーを買おうと思ってるけど、数が多くてどれを買えばいいかわからない」
という方は多いと思います。
今回からそんな方のために
全6回にわたって、磨き屋のプロの目から見たポリッシャー比較をしていきます!
ダブルアクションポリッシャーを徹底比較!
「ダブルアクション ポリッシャー おすすめ」
で検索するとよく出てくる&プロが現場で使っているダブルアクション ポリッシャーを10個紹介していきます。
それぞれの特徴やメリットとデメリット、使いやすさやプロのおすすめ度とランキング&比較画像で解説!
あなたにぴったりなダブルアクション ポリッシャーを見つける参考にしてもらえれば嬉しいです!
と、その前に
ポリッシャーに関して知っておいてほしいことがありますので、まずこちらを読んでください。
DIY車磨きでは、ダブルアクションが一番おすすめ
できるだけ安く、ポリッシャー1台でDIY車磨きするなら、ダブルアクション ポリッシャーがおすすめです。
なぜならダブルアクションは初心者でも安心して使える機種が多いからです。
その詳しい解説は↓の記事にありますので、合わせてお読みください。
ポリッシャーの回転数と研磨力は別モノ
回転数が高いと研磨力が強いイメージがありますが、実際は違います。
回転数=スピート
研磨力=トルク
と考えるとわかりやすいです。
回転数が高くてもトルクが低ければ、ボディに設置したときに持ち前の回転数を発揮できないので作業効率は落ちます。
回転数×研磨力×扱いやすさ×バフの大きさ=作業効率
逆に
研磨力が高くても回転数が低いと、トルクがあってもスピードが乗らないので作業効率は低いままです。
なので、回転数とトルクだけで惑わされず、両方のバランスがいいポリッシャーが優秀なポリッシャーです。
ですが、あまりにもトルクが強すぎるポリッシャーは磨きすぎの失敗に直結しやすいので、プロなど磨きに慣れている人以外にはおすすめできません。
あとは軽い、使いやすい、疲れにくいなどの要素も作業効率に関わってきます。
ポリッシャーによっては150mm(一般的な大きさのバフ)より小さい、130mmのバフしか使えないものもあります。
当然バフが小さいと磨ける範囲は狭いので、作業効率に関わってきます。
※ 回転数の補足説明
rpmとは:1分間にどのくらい回転するかの回転数の単位です。(rotations per minute)
ダブルアクションにも2つのタイプがある
取っ手や持ち手のタイプにより、ダブルアクション にも2つのタイプがあります。
それぞれにメリット・デメリットがあるので解説します。
縦型
縦長タイプのポリッシャー。上から見下ろす持ち方になるので近い場所を磨くのがラク。
モーターが小さいものが多いが、なんといっても操作しやすい。
メリット
縦に持つことで磨き時に疲れにくく、見下ろす体勢で磨くので手元がよく見える。
腰に負担がかかりにくい。
デメリット
横型と比べて短いので、屋根の中心部分など遠い場所を磨きにくい
横型
横長タイプのポリッシャー。遠い場所までラクに磨ける。
モーターが大きく縦型よりもトルクが強いポリッシャーが多い。
メリット
縦型に比べて横に長いので、屋根の中心部分など通し場所を磨くのがラク。
また、形状的に縦型よりも大きなモーターを搭載できるので、トルクの強いポリッシャーが多い。
デメリット
磨く時に覆いかぶさるように持つので、カラダを動かす範囲が多く、縦型に比べて疲れやすい。比較的重いポリッシャーが多い。
ではここから、
実際にネットでよく見かけるダブルアクションポリッシャーについて解説していきます。
BOSCH 吸じんランダムアクションサンダー
名前
吸じんランダムアクションサンダー GEX125-1AE
回転数:60点/100点
研磨力:20点/100点
扱いやすさ:90点/100点
価格:100点/100点
ポリッシャーメーカーとしての信頼度:50点/100点
作業効率:60点/100点
スペック概要
・ブランド / BOSCH
・ハンドリング形式/横型
・高さ/不明(ネットに情報なし)
・長さ/不明(ネットに情報なし)
・幅/不明(ネットに情報なし)
・重さ/1.3kg
・使用可能バフ/125mmφ(一般的より小さいバフのみ)
・電源/100V
・電圧・トルク/250W
・回転数/7500-12000rpm.
・価格/9,800〜(実勢価格)
・オービタルアクションの振れ幅:不明
機能
1:吸じんシステム取付可能機種
削りカスが飛び散らないよう、集塵システムが採用されています。
2 : 電子無段変速ダイヤル
手元のダイヤルで作業に応じた最適なスピードを設定可能です。
強く握れば早く回転し、弱く握ればゆっくり回転します。
使用者の感想・レビュー
軽量との事ですが、まぁ軽くはないです。
最低回転の1にダイヤル合わせると、かなり回転落ちます。本当に7000回転なのか?(楽天より抜粋)
夏場、暑くて洗車をサボってたせいとゲリラ豪雨からすぐ晴天の繰り返しで車全体がウォータースポットまみれになってました。
今までは手作業で水垢取りをしてましたが初めて機械を使用しましたが1番低い回転数でも新車みたいなツルツルボディになりました。
ネットでポリッシャーのやり方の手順など一応見ましたが、めんどくさくて自己流で適当にやりましたが変な跡など残る事なくとても綺麗に仕上がりました✧
何万もかけて業者にポリマー加工してもらうのがバカバカしくなります(*’艸)(Amazonより抜粋)
メリット&デメリット
ダブルアクション の中ではかなり手頃な価格。
・失敗しにくい研磨力
トルクが強くないので、ボディにポリッシャーを押し付けすぎても磨きすぎない。
・チリが飛び散らない
集塵機能がついているので、細かいチリが飛び散らない
・施工に時間がかかる
回転数は高いですが、研磨力が弱いので作業効率が低いです。
1日で終わる施工が1.5〜2日かかるかもしれません。
・小さいバフしか装着できない
このポリッシャーは125mmの小さいバフしか装着できません。単純に小さいバフだと磨ける範囲が狭いので、作業効率が悪くなります。
・他社の良いバフを装着できない
装着できるバフのサイズが1周り小さいので、150mmサイズで販売されている、よりキレイに磨ける他社のバフを装着できない。
ポリッシャー「GEX125-1AE」のまとめ
作業効率は悪いですが、安くてそこそこ使えるダブルアクションです。
1年に1回、のんびりとDIYで車を磨いてコーティングをする人ならおすすめのポリッシャーかもしれません。
ただ、作業効率が悪いのでこのポリッシャーを使うなら、他のシングルアクションやギアアクションポリッシャーと併用するのがいいかもしれません。
おすすめ度:58点
K&FP
シャインメイト ダブルアクションポリッシャー EX605
名前
シャインメイト ダブルアクションポリッシャー EX605
回転数:60点/100点
研磨力:80点/100点
扱いやすさ:60点/100点
価格:80点/100点
ブランド・メーカーの信頼度:0点/100点
作業効率:70点/100点
スペック概要
・販売元:ブランド / K&FP
・ハンドリング形式/横型
・高さ/不明(ネットに情報なし)
・長さ/不明(ネットに情報なし)
・幅/不明(ネットに情報なし)
・重さ/2.2kg
・使用可能バフ/130mm〜150mmφ(一般的なサイズ)
・電源/100V
・電圧・トルク/500W
・回転数/2500~5500rpm.
・価格/28,000〜(実勢価格)
・オービタルアクションの振れ幅:12mm
機能
1:ブレーキ兼用防塵スカート
スカートにはバフの温度上昇を抑える冷却窓が付いているとともに、
無負荷回転時のバフへのストレスを軽減するブレーキ機能が兼ね備えられています。
2 : 速度調整ダイヤル
ポリッシング作業中に作業内容に合わせて速度が変えられます。
3 : ソフトスタートと定速度制御
スイッチオン時にゆっくり回転をはじめてくれるので手元での暴走を抑えてくれます。また、一定の回転数を保てるので施工ムラができにくくなっています。
使用者の感想・レビュー
トルクが強い方ではないですが、バフ、コンパウンドの組み合わせで結構磨けます。ルペスやフレックスに比べてビギナーから使えるポリッシャーと思います。YouTubeにも動画があって海外では結構需要があるみたいです。(楽天より抜粋)
メリット&デメリット
回転数はそこそこですが、500Wと強い研磨力をもってるので、じっくり丁寧に磨きたい人には向いています。
・価格・性能のコスパが良い
横型のダブルアクションは高価格な傾向がありますが、これは最低限の機能がついているのでコスパが良いです。
・日本製
ブランド名は聞いたことがありませんが、日本製なので対応はスムーズなようです。
・耐久性がわからない
聞いたこともないブランドな上にレビューもネット上にほとんどないので耐久性がわからない
・回転数が低い
最高が5500rpmなので、回転数が弱く作業効率が低い印象があります。
・やや重い
2.2kgとやや重いので、長時間の磨きは疲れます。また、横型なので磨き時の体勢により腰に負担がかかりやすいです。
ポリッシャー「EX605」のまとめ
フレックスやロペスなどプロ仕様の横型ポリッシャーの廉価版の印象。
初めて横型ポリッシャーを使うならおすすめです。
日本製なので耐久性は問題ないように思いますが、レビューがほとんどなく使用感が不明です。
回転数以外も機能的に問題はないと思います!
ただ正直、冒険で買うにしても3万円弱は高くて怖いです。。
おすすめ度:58点
さいごに
今回は2機種を紹介しました。
次回も2機種ずつ紹介していきます。
さいごには全ての機種の比較まとめ&ランキングを掲載するので、ポリッシャー選びにお役立てください!
それでは今日も、愛車をパリッとさせましょう!
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