引き続き、
ダブルアクションポリッシャーを日本で一番詳しく徹底解説していきます。
このシリーズの記事では
「ネットでよくみかけるダブルアクションポリシャー」の
● スペック
● 特徴・機能
● プロからの評価と採点
● 買った人、使った人のレビュー・声
● メリット&デメリット
がわかります。
前回までは
・車磨きの作業効率の考え方
・BOSCH 吸じんランダムアクションサンダー
・K&FP シャインメイト ダブルアクションポリッシャー EX605
・Bengang 電動ポリッシャー 研磨サンダー
・コンパクトツール 電動ダブルアクションポリッシャー P-150N
を紹介しました。
今回紹介するポリッシャーはこちら!
・RYO-BI 電子ダブルアクションポリッシャー PED-132
・髙儀(Takagi) EARTH MAN 電動ポリッシャー EP-300A
の2つです。
前回までの紹介をまだ読まれていない方は↓からどうぞ!
今回も2機種の解説です。
ネットでよく見かける激安ダブルアクション
と
電動工具メーカーとして有名なブランド
リョービのダブルアクションポリッシャー
の解説です。
ぜひDIY車磨きの参考にしてください!
それでは!
RYO-BI
電子ダブルアクションポリッシャー PED-132
名前
電子ダブルアクションポリッシャー PED-132
回転数:70点/100点
研磨力:90点/100点
扱いやすさ:40点/100点
価格:70点/100点
ブランド・メーカーの信頼度:60点/100点
施工にかかる時間:80点/100点
スペック概要
・販売元:ブランド / RYO-BI
・ハンドリング形式/縦型
・高さ/296mm
・長さ/225mm
・幅/125mm
・重さ/2.4kg
・使用可能バフ/150mmφ(一般的なバフサイズ)
・電源/100V
・電圧・トルク/850W
・回転数/:2000~4500rpm.
・価格/35,000〜(実勢価格)
・オービタルアクションの振れ幅:10mm
機能
1:業界初!「回転が止まらない」独自のダブルアクション機構
負荷をかけても回転が止まらないダブルアクション機構を採用。
研磨力が安定し、仕上げ作業の時間が短縮できます。
2 : 速度調整ダイヤル
片手で操作しやすいダイヤルで、磨きに合わせた調節ができます。
また、回転数フィードバックにより、負荷をかけても回転数の落ち込みが抑えられ、ムラの無い安定した研磨が出来ます。
3 : 再起動防止機能
スイッチがONの本体に、通電中の脱着コードを誤って繋いでも動作しないので、急なポリッシャーの暴走を抑えられます。
使用者の感想・レビュー
比較的静かでホッとしました。作りもしっかりしていてタフに使えそうです。(モノタローより抜粋)
メリット&デメリット
押さえつけても回転し続ける独自のダブルアクションが、プロの磨き屋だと施工効率があがります。・トルクが強い
トルクが強いので、じっくり丁寧に磨けます。じっくり磨けるので、その分仕上がりも繊細です。・じっくり丁寧に磨ける回転数と研磨力
トルクの強さのわりに回転数が高くないので、バランスよくじっくり磨き上げられます。
850Wと、はじめての人にはかなりトルク=研磨力が強すぎます。マイルドなものに比べると、磨きすぎの失敗のリスクがかなり高くなります。
・縦型なのに横型くらい重い
2.4kgと縦型の中では最重量です。重い分、ボディに対しての圧が自然と強くなろので、豊富な施工経験がないとバフ目が深くなってしまいます。・回転が止まらないから磨きすぎが怖い
押し付けても回転が止まらないので、間違って強く押し付けると「濃いバフ目」や深い傷がついてしまう可能性があります。
ポリッシャー「PED-132」のまとめ
プロ向けの1台です。
トルクが強く、押し付けても止まらないのは磨き屋にとっては使いやすい反面、はじめてポリッシャーを扱う人や、磨き経験が10台もない人には少し怖いです。
回転数はそれほどですが、トルクが強すい分磨きすぎになってしまうリスクがあるからです。
押し付けても回転が止まらない=強く磨ける=磨きすぎのリスクがある
磨きすぎ=消せない傷が入ったり、塗装がハゲたりする可能性があります。
初めての人には、積極的におすすめはできません。
しかし、磨き屋や施工経験豊富な方にはおすすめです!
おすすめ度:68点
髙儀(Takagi)
EARTH MAN 電動ポリッシャー EP-300A
名前
EARTH MAN 電動ポリッシャー EP-300A
回転数:60点/100点
研磨力:10点/100点
扱いやすさ:80点/100点
価格:100点/100点
ブランド・メーカーの信頼度:0点/100点
施工にかかる時間:20点/100点
スペック概要
・販売元:ブランド / 髙儀(Takagi)
・ハンドリング形式/縦型
・高さ/195mm
・長さ/280mm
・幅/148mm
・重さ/1.6kg
・使用可能バフ/150mmφ(一般的なバフサイズ)
・電源/100V
・電圧・トルク/60W
・回転数/:600〜3,000rpm.
・価格/4,500〜(実勢価格)
・オービタルアクションの振れ幅:不明
機能
1:無段変速スイッチ
スイッチの握りの強弱で、回転数を調整できます。
使用者の感想・レビュー
壊れているのか?もしくは性能が全くダメです。
用途はコンパウンドでボディの鏡面磨きでしたが・・・
1.バフを押さえて使用→回転せず振動するだけ→ボディにウロコ模様だけが残った。
2.バフを軽めに押さえて使用→回転するが磨けない→水垢さえ全く落ちない。
結局、ウロコ模様も水垢も、手磨きで落としました。
もともと手磨きが面倒でポリッシャーを購入したのに、まったく意味のなさない商品です。(Amazonより抜粋)
メリット&デメリット
・ポリマーワックスの塗り込みにちょどいい
トルクが弱いので、ポリマー系ワックスの塗り込みにはピッタリです。
・めちゃくちゃ安い
とにかく安いです。
トルクがあまりにも弱すぎます。傷を消したりデポジットを除去したり、ボディのツヤを出すことはできません。
ポリッシャー「EP-300A」のまとめ
ポリマーワックスの塗り込みには最適。
トルクがかなり弱いので、コーティングの下処理や傷消しには向きません。
というか、これではできません。
ですが、軽いデポジットの除去やライトのクリーニング、ポリマー系ワックスの塗り込みにはちょうど良いポリッシャーです。
ですが、コーティング下処理用としてはおすすめできません。
価格から考えても、ワックス塗り込み用の1台にはぴったりだと思います。
おすすめ度:45点
さいごに
今回も2機種を紹介しました。
リョービは玄人向けで、EARTH MANはライト磨き用な印象です。
ポリッシャーは決して安いモノではないので、失敗したくないですよね。
なので、みなさんのピッタリの一台が見つかるように、一生懸命ブログを更新していきます!
次回も2機種ずつ紹介していきます。
さいごには全ての機種の比較まとめ&ランキングを掲載するので、ポリッシャー選びにお役立てください!
次回もお楽しみに!
それでは今日も、愛車をパリッとさせましょう!
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