引き続き、
ダブルアクションポリッシャーを日本で一番詳しく徹底解説していきます。
このシリーズの記事では
「ネットでよくみかけるダブルアクションポリシャー」の
● スペック
● 特徴・機能
● プロからの評価と採点
● 買った人、使った人のレビュー・声
● メリット&デメリット
がわかります。
前回までの紹介したポリッシャーは8種類!
・BOSCH 吸じんランダムアクションサンダー
・K&FP シャインメイト ダブルアクションポリッシャー EX605
・Bengang 電動ポリッシャー 研磨サンダー
・コンパクトツール 電動ダブルアクションポリッシャー P-150N
・リョービ 電子ダブルアクションポリッシャー PED-132
・髙儀(Takagi) EARTH MAN 電動ポリッシャー EP-300A
・リョービ ダブルアクションポリッシャー PED-130KT
・電動ダブルアクションポリッシャー AC100V STRAIGHT/17-0008
を紹介しました。
今回紹介するポリッシャーはこちら!
・FLEX 電動ダブルアクションポリッシャー XFE 7-15 プロトンダブル
・RUPES BIGFOOT LHR21 Mark3
の2つです。
前回までの紹介をまだ読まれていない方は↓からどうぞ!
これが詳細解説の最後の記事です。
次回は全部を比較したまとめ記事になります!
今回は
ダブルアクションポリッシャーの3大ブランドのうちの2つを紹介します。
現場で磨きとコーティングのプロからの支持が圧倒的に高い2機種の解説です。
価格は今までのものとは比較になりませんが、機能も素晴らしいです!
ぜひDIY車磨きの参考にしてください!
それでは!
RUPES
BIGFOOT LHR21 Mark3
名前
BIGFOOT LHR21 Mark3
回転数:80点/100点
研磨力:90点/100点
扱いやすさ:90点/100点
価格:50点/100点
ブランド・メーカーの信頼度:100点/100点
施工にかかる時間:100点/100点
スペック概要
・販売元:ブランド / RUPES
・ハンドリング形式/横型
・高さ/295mm
・長さ/225mm
・幅/125mm
・重さ/2.7kg
・使用可能バフ/150mmφ(一般的なバフサイズ)
・電源/100V
・電圧・トルク/500W
・回転数/:3,000〜4,500rpm.
・価格/2,000〜(実勢価格)
・オービタルアクションの振れ幅:21mm
機能
1:優れた動態バランスと人間工学に基づいたデザイン
ポリッシャーが暴れず、ハンドル部分のラバーにより手に来る振動も抑えてます。
また、手になじみやすく作業しやすい形状となっています。
2:速度調整ダイヤル
片手で操作しやすいダイヤルで、磨きに合わせた調節ができます。
また、回転数フィードバックにより、負荷をかけても回転数の落ち込みが抑えられ、ムラの無い安定した研磨が出来ます。
3:力強いトルク
モーターの巻線の密度を上げることで電導エネルギーのロスをなくし、電圧はそのままにトルクをアップしています。
4:裏返しても転がらない安定性
ポリッシャーを裏返しに置いた際にも転がりません。だから、バフの交換がカンタン。
5:ロックボタン付きスイッチ
ポリッシング作業中にスイッチを引き続ける必要がありません。なので腱鞘炎にもなりにくく疲れにくいです。
使用者の感想・レビュー
使いやすく満足しました!値段がもう少し安ければ良いかなと。
さすが振れ幅21ミリ!普通のダブルアクションとくらべものにならない位に早いですこれはお勧めです.
この商品は間違いないです。今まで使ってたものと全然違い惚れ込んで使っています。ありがとうございました。
(すべて楽天より抜粋)
メリット&デメリット
・施工時間がかなり短い
独自のモーター性能により、電圧(W)よりもトルクが強く回転数もバランスが良いので研磨時間がかなり短縮されます。
・疲れにくい
2.7kgと重いですが、疲れにくいフォルムとすぐれた機能デザインのため、機体がかなり安定します。そのため、重さのわりに施工してても疲れにくいです。
・ボディに負担が少ない
オービタルの振り幅が21mmとかなり大きく、広範囲をムラなく丁寧に磨けます。
・傷の戻りが少ない
ボディに熱がこもると傷口が膨張し、一見キレイ消せたように見えます。ですが、熱で傷口が膨張してふさがっている・磨けているように見えるだけなのでボディが冷めればまた傷が出てきます。(傷戻り)
この機種はオービタル幅が21mmと大きく熱がこもりにくいので、傷口が膨張せずに傷戻りを起こしにくく、施工の手間(再施工やチェック)がかなり省けます。
・持ち運びしやすい
印象のわりに持ち運びしやすいサイズです。出張施工でもかなり重宝します。
・高価格
デメリットをあげるとしたら、価格のみです。
・マジックテープがヘタりやすい
トルクが強く回転数も高い分、バフを接着するマジックテープが弱くなりやすいです。
ペース的に毎日使うとすると、1年に1回はマジックテープ部分を交換する必要があります。
ポリッシャー「BIGFOOT LHR21 Mark3」のまとめ
最高の1台です。
プロの支持率も高い名品です。
ただ、DIYで施工するのに購入するのはかなりお高いです。
そんな意味ではコスパはよくないでしょう。
7万円も出すなら、プロの業者に以来するか、もう少し安い機種で時間はかかりますが施工するのがおすすめです。
ですが、最高の1台です。
おすすめ度:85点
XFE 7-15 プロトンダブル
名前
電動ダブルアクションポリッシャー
XFE 7-15 プロトンダブル
回転数:80点/100点
研磨力:80点/100点
扱いやすさ:90点/100点
価格:50点/100点
ブランド・メーカーの信頼度:100点/100点
施工にかかる時間:90点/100点
スペック概要
・販売元:ブランド / FLEX
・ハンドリング形式/横型
・高さ/ 140mm
・長さ/ 370mm
・幅/ 40mm(バフ以外の部分)
・重さ/2.4kg
・使用可能バフ/125mm・150mmφ兼用(一般的なバフが使用可能)
・電源/100V
・電圧・トルク/710W
・回転数/:1700~4500rpm.
・価格/80,000〜(実勢価格)
・オービタルアクションの振れ幅:15mm
機能
1:新構造ダブルアクションを採用
1:手に来る振動がほとんどない=疲れにくい&失敗しにくい
2:摩擦熱によるボディの温度上昇を抑えられる=作業効率が良い&失敗しにくい
3:強く押し付けても回転数が落ちにくい=作業効率が良い
2:トリガースイッチでの回転速度調整
トリガースイッチ部分でも回転速度が可能です。
3:ソフトスタートによる安全性
スイッチをいれてもゆっくり回転しはじめます。
4:ダイヤルによる速度コントロール
ダイヤルでも速度を調整できます。
5:温度モニター付きの過負荷防止機構
ボディ表面の温度を観測できるので、磨きすぎを防止できます。
使用者の感想・レビュー
やっぱり最終仕上げにはこれでしょう!まず間違いないです。少し音がうるさいのは仕方ありません。
かなりパワーあり!!ポリッシャーなど使いこなしてない人には、難しいかも(笑)騒音かなりうるさいです!
左回転離れるまでちょっと時間が・・・・でもパワーはありいいと思います。ハンドルが自由に調整できたら最高です、狭いところはハンドルが邪魔になるところがあります。
(すべて楽天より抜粋)
メリット&デメリット
・作業効率が高い
独自のダブルアクション機構を搭載しているので、押し付けても回転数がおちにくく効率が高いです。
・トルクが強い
710Wと強いトルクをもっているので、研磨力が高いです。
・磨きすぎを予防できる
温度モニターがついているので、ボディ表面の温度を確認しながら磨けます。結果、磨きすぎのより塗装飛ばし(塗装をはがすこと)を予防できます。
・疲れにくい
振動制御とつかれにくいフォルムデザインで、施工中のストレスがかなり少なくなっています。
・扱いやすい安定性
ボディを研磨しててもしっかり安定してくれるので、かなり磨き安いです。
・プロ仕様
押し付けても回転が遅くならないのは、裏を返せば磨き過ぎる可能性があるということです。なので、ポリッシャーになれていない人には積極的におすすめできません。
・価格が高い
性能は良いですが、高価格はDIYではネックです。
・バフの回転が通常とは逆回転
通常のポリッシャーは時計回りに回転しますが、この機種は逆回転です。なので、使いこなすにはある程度の経験と知識が必要になります。
・マジックテープがヘタりやすい
トルクが強く回転数も高い分、バフを接着するマジックテープが弱くなりやすいです。
ペース的に毎日使うとすると、1年に1回はマジックテープ部分を交換する必要があります。
ポリッシャー「XFE 7-15 プロトンダブル」のまとめ
プロ仕様です。
はじめてのDIYの方には積極的におすすめできません。
マリオカートで言うと、クッパみたいな機種です。
ですが、知識と経験がある人が使うには究極の1台です。
ですが、バフが逆回転なので、プロでも使いこなすには少々難しい機種でもあります。
おすすめ度:81点
さいごに
今回も2機種を紹介しました。
プロ仕様の2台、いかかがでしたか?
価格は高いですが、その分機能も充実しています。
ですが、DIY用に買うにはコスパは悪い気がします。
DIYは安く済むのも魅力の1つですもんね。
次回からは、今まで紹介した10機種をさまざまな角度から分析し、ランキング形式で発表していきます!
ポリッシャーは決して安いモノではないので、失敗したくないですよね。
なので、みなさんのピッタリの一台が見つかるように、一生懸命ブログを更新していきます!
次回もお楽しみに!
それでは今日も、愛車をパリッとさせましょう!
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